水田 麻希子 さん(南紀若者サポートステーション学校連携推進リーダー)Message 12

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水田 麻希子 さん

Mizuta Makiko

和歌山県生まれ。短大卒業後、養護教員として地元田辺市龍神地区の小中学校で勤務の後、龍神教育事務所職員、大阪電気通信大学学生相談コーディネーターを経て、平成25年4月より現職。保健学、教育学、キャリア形成等の幅広い知識を活かし、学校と地域若者サポートステーションの連携強化に取り組んでいる。

南紀若者サポートステーション(南紀サポステ)

和歌山県南部地域で、働くことに不安のある若年無業者等を支援する拠点として、厚生労働省と和歌山県が協働で設置している支援機関。キャリアコンサルティングを中心とした相談支援、各種セミナー、来所困難者への訪問支援等の他、本年度から新たに学校連携推進事業が始まり、水田さんはそのリーダーに抜擢された。同様の地域若者サポートステーションは県内に他に1ヵ所(和歌山市)、全国では合わせて約150ヵ所設置されている。

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■所在地:田辺市高雄1-23-1 田辺市民総合センター北館  
■電話:0739-25-2111
■開所日時:平日10~18時 
※運営はNPO法人ハートツリーが受託



―まず、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

 他人の役に立つことをするのが好きで、高校時代は硬式野球部のマネージャーをしていました。そのときにケガで長い間野球ができないでいる部員の姿を見て、健康の大切さを痛感し、養護教員、いわゆる保健室の先生の道に進みました。しばらくは地元の小中学校で勤めていたのですが、過疎化と少子化による統廃合が進んで養護教員の枠が少なくなり、教育事務所に籍を移して事務の仕事をしていました。
 でも、他人の役に立つ仕事をしたいという思いは強く、キャリアコンサルティングの勉強をしようと、教育事務所の仕事をやめて大阪へ出ました。それと同時に、大阪の大学で学生相談の仕事をするようになりました。しかし、地元への愛着は強く、龍神にも月に2回は帰ってきていました。そんな中、昨年、ニート問題に詳しい東大の玄田有史先生の講演会が田辺であり、その講演会を共催していた南紀サポステの方々とも知り合いました。そのご縁で、この4月からこちらの仕事をさせていただいています。


―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 一言で言えば、学校とサポステの橋渡し役です。次の行き先が決まらないまま学校を卒業してしまったり、中退してしまったりした子ども達を、いかに早い段階でサポステ等の支援機関につなげるかが今、全国的に課題になっています。そのまま放置してしまうと、5年や10年も経ってしまい、その分履歴書の空白期間が増えてしまいます。そうなると就職もだんだん難しくなってしまいます。学校からサポステ等へ円滑につなぐことができれば、より効果的な支援が可能になります。
 連携体制といっても、文書を送ってそれでおしまい、というのでは何にもなりません。先生方と顔と顔の見える関係を構築し、学校の先生方とサポステのスタッフが、お互いのことをよく理解して、困っている子ども達の支援を協力して行っていくことが欠かせません。南紀サポステでは、運営団体の役員に元教員が多くいるのもあって、学校との連携には早くから取り組んできました。まだこちらに来て2カ月ですが、これから一連の取組をより発展させていこうと、地域の学校を訪問しています。
 学校では、先生方と相談しながら、進路未定卒業者や中退者の支援を引き継いできます。また、ビジネスマナーや人間関係、金銭基礎教育等、サポステの専門性を活かしたセミナーを、校内で行うこともあります。中には、校内にサポステスタッフによる相談窓口を定期的に開設している学校もあります。

―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 この3月に高校を卒業して就職した子ども達から、さっそく仕事をやめてしまった、という相談が学校に寄せられています。学校の先生方も、在校生の指導・支援が本来の仕事なので、なかなかそういった卒業生にまで手が回らないようです。そういう子ども達を何人か、サポステに誘導しました。
 また個人的に、最近、地元龍神地域でかつて名産だった「龍神番茶」をよみがえらせようと取組をはたらきかけ、有志の仲間で体験会を開催しました。お茶の作業はすごく手間がかかりますが、すごくやりがいのある仕事です。その仕事をサポステの体験メニューに加え、そこにサポステの利用者達が関わっていければ、ゆくゆくは若者支援と地域活性化が両立していくのではないか、とも考えています。

―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 自分の感受性を大事にしてほしいです。「空気を読む」という言葉に象徴されるように、今の若者達は他人の視線にすごく敏感で、ともすれば自分が今どんな風に思っているか、感じているか、ということが置き去りになっているように感じます。自分の思いや感情を外に出すことは、練習次第でうまくできるようになりますが、思いや感情の源となる感受性というのは自分でしか守れないものです。もちろん私も、私自身の感受性を大事にしていきたい、と思っています。

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