上  秀文 さん((公財)和歌山県奨学会東京学生寮長)Message 13

ue_hidefumi_all.jpg



上  秀文 さん

Ue Hidefumi

和歌山県生まれ。大学在学中の4年間を同寮で過ごし、在寮中は自治会長を務める。卒業後約40年間大手総合建設会社に勤務し、建設現場の監督業務を中心に多忙な日々を送る。退職後の平成24年1月から現職。同寮に住み込みながら、「東京での父親代わり」として、寮生達を温かく見守っている。

(公財)和歌山県奨学会東京学生寮

昭和31年、駐米大使等を歴任した野村吉三郎氏(当時参議院議員)をはじめとする郷土の篤志家が中心となり、和歌山県出身の学生が安心して勉学に励める環境を提供し、団体生活を通して有為の人材を育てることを目的として開設。56年間に輩出した千人近い卒寮生は国内外の幅広い分野で活躍している。

gakuseiryou.jpg

■所在地:東京都調布市佐須町3-16-2 
■電話:042-482-2390
■定員:55名(男子のみ) 
■寮費:50,000円/月(月~土2食付)


―まず、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

 ちょうど2年前、41年間勤めた建設会社を退職し、悠々自適の生活を送ろうかと思っていた矢先に、寮長をやってくれないか、というお話をいただきました。私はこの学生寮のOBですが、教育の仕事をしていたわけでもありませんし、仕事中心の生活で自分自身がほとんど子育てにも関わっていなかったので、自分に務まるか自信がありませんでした。また、自宅が三重にあり、引き受けたら引越しをしなければならないので、すぐに返事はできませんでした。しかし、建設現場で男達と共同生活を送ってきましたし、自分がお世話になった学生寮への恩返しになればという思いがあり、最終的には引き受けることにしました。会社では現場を転々とする生活で、妻には家事や子育てを任せっきりにしてきたので、夫婦水入らずの時間を、とも思っていましたが、妻も「あなたがいないのには慣れっこだから、好きにしたらいいわよ」と言ってくれ、東京へ単身赴任し、学生達と同じ建物の中で寝食を共にしています。


―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 よりよい学びの生活環境を寮生に提供することを第一に考え、寮の管理運営や学生の指導にあたっています。私は教師や学者ではないので、学問を教えることはできませんが、「世の中を生きる上で基礎となることを伝える」ということはしっかりやっています。入ってくる学生達は大変良い子なのですが、「履物を揃える」、「使わない電気を消す」といった当たり前の生活習慣が身についておらず、他の寮生の迷惑になっていることがありますので、その部分は少し口うるさく言っています。でも、風呂の掃除なんかは私が言わなくても、みんな進んですごくきっちりやってくれています。
 また、寮生の募集に関することも大切な仕事です。毎年秋頃には県内の高校を回って進路担当の先生方に学生寮のPRをしてきます。食事が粗末で建物が古くて2人1部屋で怖い先輩がいて、というイメージを持たれていることが多いのですが、ここ何年間かで生活環境は大変快適になっています。食事は業者が代わって格段に良くなり、寮生からの評判も上々です。部屋は防音設備を備えた個室ですし、内装も新しくリフォームされています。寮生達も和気あいあいと楽しく過ごしています。それに、食事付で一ヶ月約5万円という寮費なら、何も経済的な理由で東京への進学をあきらめることはないでしょう。一人でも多くの方に学生寮の良さを知っていただければ、と日々頑張っています。

―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 この学生寮には、寮生自身が企画する色々な楽しい催し物があります。フットサル大会や学生寮対抗の野球大会、地域ボランティア、寮祭、スキーツアー等、いつも何か楽しいイベントがあります。
 ちょうど先日も、深大寺ハイクという行事がありました。これは私がいた頃から約50年続く伝統行事です。深大寺というのは寮から歩いて30分ほどの所にある天台宗のお寺で、その門前にはそば屋さんが並んでいます。その深大寺そばをみんなで食べた後、近くの広場へ行き、新入生が一人ずつ一発芸をします。なかなかみんな芸達者で、私も楽しませてもらいました。


―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 私は42歳のときに、それまでやったこともなかった剣道を始めました。以来20年以上修錬を積み、現在の段位は五段です。何かしたいと思えばまず行動に移せばいい、何歳からでも遅くはない、と思います。若いみなさんならなおさらです。何かしたいという思いを実現する場として、この学生寮も役に立てることがあると思います。現在若干定員に余裕がありますので、気になったらお気軽にお問い合わせください。

電話相談:073-428-0874(おはなし)

若者サポートステーション
With You わかやま

電話相談:073-428-0874(おはなし)

若者サポートステーション
With You きのかわ

電話相談:0736-32-0874(おはなし)

若者サポートステーション
With You 南紀

電話相談:0739-24-0874(おはなし)

受付時間:月~金曜
10~17時
(祝日、年末・年始等を除く)
電話代、パケット通信料等の通信費は、ご相談者の負担となります。

メール相談

来所相談

若者サポートステーション
With You わかやま

〒640-8033
和歌山市本町2-40
聖‐ソレイユビル4階
アクセスマップはこちら

若者サポートステーション
With You きのかわ

〒648-0073
橋本市市脇1-1-6
JA橋本支店ビル2階
アクセスマップはこちら

若者サポートステーション
With You 南紀

〒646-0028
田辺市高雄1-23-1
市民総合センター北館
アクセスマップはこちら

和歌山県 青少年・男女共同参画課

〒640-8585 和歌山市小松原通1-1

TEL 073-441-2555

e0314001@pref.wakayama.lg.jp

(c)2010 - 2017 With You