木村 晃子 さん(かつらぎ町やすらぎ対策課 保健師)Message 19

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木村 晃子 さん

Kimura Akiko

かつらぎ町生まれ。看護学校卒業後、昭和61年から保健師としてかつらぎ町役場に勤務。地域に密着して、乳児から高齢者まで全ての町民の健康な生活のために日々奮闘している。ひきこもり支援サークル「よりみち」を立ち上げ、同僚と運営をサポート。町民からは「アッコさん」の愛称で親しまれている。

かつらぎ町やすらぎ対策課

約18,000名のかつらぎ町民の健康、介護保険、衛生、医療等を所掌する
役場の組織。保健師は木村さんはじめ7名体制。
(所在地)伊都郡かつらぎ町丁ノ町2160(TEL)0736-22-0300

ひきこもり支援サークル「よりみち」

保健師のサポートによりひきこもりの子どもを持つ家族、理解のある地域住民らが、町内のひきこもりの若者達を支援すべく、平成20年に発足した任意団体。現在、毎月第一・第三木曜日に居場所を開設し、第一木曜日には家族を対象とした交流会・学習会を実施している。問合せは林会長(090―3274―2663)まで。

―まず、この活動を始めたきっかけを教えてください。

 数年前から、担当地区の子どもが、高校卒業後、進学も就職もできず、家にひきこもっているのが気になっていました。当時、町内には支援できる体制がなく、町外の支援機関を紹介したのですが、「遠すぎる」と言って結局は続きませんでした。地元で支援体制を作る必要性を痛感し、平成20年の冬に「社会的ひきこもり支援者全国実践交流会」に参加しました。そこで出会った、和歌山市でひきこもり支援に取り組んでいる民間団体の方々からサポートいただき、かつらぎ町という小さな田舎町で、ひきこもりの若者達や御家族を支援する「よりみち」がボランティア3人でスタートしました。現在、農家や僧侶、弁護士、陶芸家等約25人が「サポーター」として登録いただいており、学習会への参加や、若者達への体験の場を提供等の協力をいただいています。ある高齢の農家の方は「若い人や子どもたちは国の希望で彼らが幸せにならないことは、年寄りとしてもつらいことで、小さなことでも支援できたら…」と仰います。地域の方と一緒になってひきこもりの課題に取り組んでいます。


―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 保健師としては、7人の保健師で受け持ち地区を分担し、保健福祉センターを拠点に乳児から高齢者、障害をお持ちの方、全ての住民の健康をサポートしています。具体的には、赤ちゃんの訪問や乳幼児健診他育児の相談などの母子保健業務や、健康づくりのための教室や保健指導などの生活習慣病対策や介護予防などです。地域の健康課題にとりくむのが保健師の仕事ということでひきこもりにかかわることになりました。実はひきこもりは住民福祉課が担当ですが、相談支援という形で保健師がかかわっています。
 町民の方の健康にかかわる仕事なので責任がありしんどいこともありますが、地域の方と接するのは自分自身の成長にもつながり、楽しいことでもあります。


―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 昨年11月、「よりみち」が協力し、厚生労働省社会福祉推進事業の一環で地域のボランティアを対象にサポーター養成研修がかつらぎ町で開催されました。その後、よりみちサポーターが対象の青年に同伴し、受け入れるサポーターとともに農業体験やカフェ体験をする事業を予定しています。これは就労というより、その前段階として地域で生きていくための支援として考えています。地域の方の協力がなければ実現できない事業です。若者が地域の人と交わりながら成長していける、都会にはない「かつらぎ町」の良さを活かした支援になればいいなあと考えています。


―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 私も高校時代1年間病気で休学し、その後、孤独を感じることがたくさんありました。たくさんのコンプレックスから自分を見失い、がむしゃらに違う自分になろうともしました。それはとても疲れることでもありました。何かができるから素晴らしいのではなく、生きているありのままの自分を認めてほしいです。そして振り返るとあなたを思っている人がそこにいます。

 後になってから、つらいこと、悲しいことが意味のあったことだと気づく時がきます。
 大丈夫、今生きていることが素晴らしい!

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