吉川 誠人 さん(NPO法人にこにこのうえん 理事長)Message 20

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吉川 誠人 さん

Yoshikawa Makoto

和歌山市生まれ。学生時代は陸上競技の選手として活躍し、大学時代も運動生理学を専攻。卒業後数年間は、国内外の農村でバックパッカー生活を送り、平成17年から和歌山市郊外で有機農業・環境保全型農業を営む。平成23年、NPO法人にこにこのうえんを設立し、理事長として活動の幅を一層広げている。

NPO法人にこにこのうえん

吉川さんらが環境保全型農業の実践や普及、生産者による生産物の加工・販売により、「安心して食べられる食物の提供と充実」を図るとともに、「農」の持つ多面的な機能を活用し、「青少年の健全育成」や「社会参加支援活動」等に寄与することを目的に設立し、理事長を務めているNPO法人。和歌山市郊外の田畑で環境保全型農業を営みつつ、週末を中心に子ども・若者向けに農業体験の場を提供している。
(本部)〒640-8392和歌山市中之島950-17(TEL/FAX)073-432-7016

―まず、この活動を始めたきっかけを教えてください。

 元々私は陸上競技選手で、大学の体育学部で健康づくりについて学んでいました。色々学ぶにつれ、「健康のためには農業だ!」と確信しました。豊かな自然の中で体を適度に動かす農業は、健康な生活にはもってこいです。しかし、私の実家は農家ではなく、先祖代々の田畑もありませんし、お金もありません。まずはあちこちの農村を見て回ろうと、旅に出ました。カナダの有機農業に取り組む団体でボランティアとして働いたり、アジアの国々で伝統的な村の暮らしにふれたりする中で、自分も「農」を軸とした生活を送ろうという思いが高まり、故郷の和歌山で、まずは家庭菜園から始めました。
 その後、和歌山市郊外の田畑を借りるようになり、平成17年には本格的に農業に取り組み始めました。同時に、子ども達、若者達にも「農」を通じた体験の場を提供する実践も行ってきました。平成23年には、一連の活動をまとめて文書化し、NPO法人を立ち上げています

―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 私達がやっている農業は、商品として出荷するために特化したものではなく、自分で食べる分を自分でつくるという自給自足が基本です。米や小麦といった穀物、70種類以上の野菜、八朔やラズベリーといった果物等といった色々な作物を少しずつ、有機・無農薬の方法で作っています。作った野菜は少しずつセットにして販売しており、和歌山市周辺の方には直接配達もしています。また、ヤギやニワトリ、アイガモ等も飼い、お乳や卵、お肉を分けてもらっています。
 週末には、月に最低1回は農業体験イベントを開催しています。特に、子ども達にとって、農業体験は様々な物事を吸収する絶好の場です。私達が育った頃に比べ、社会経験の場が減っているように感じますが、そういった今の子ども達にこそ、「農」や「食」の大切さを体感してほしいと思っています。
また、ひきこもり等の若者達の自信回復にも、農業が役に立つことが多くあります。実際、市内のNPO法人や、若者サポートステーション等を通じて、若者達に農業体験の場を随時提供しています。

―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 「自給自足体験食育プロジェクト」と銘打ち、年に何回か親子連れでの体験イベントを実施しています。
 先日は、初めての試みとして、地元の陶芸家の方を講師に、陶芸体験としてお皿作りをしました。食器というのも「食」を構成する大切な要素です。また、同じ日に山形県の地域行事にならって「芋煮会」も行い、五平餅やきりたんぽといった日本各地の名物を食べながら、畑の中でみんなでワイワイと楽しみました。約20家族、計50人が参加し、普段は静かな田畑が一気に賑やかになりました。

―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 ホンマにほしいもの、子どもの頃にほしかったもの、そういうものを手に入れるため、少しずつでも回り道でもいいので、妥協せずに動き続けてほしいと思います。
 私は、精神的に豊かな生活を求めて、安心して食べられるお米や野菜、果物をつくっています。「農」や「食」に限らず、何でも相談にも乗りますし、私にできることは限られているかもしれませんが、できることは協力させていただきますので。
 まずは、農園まで気軽に遊びに来てみませんか?

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