山上 範子 さん(りら創造芸術高等専修学校 校長)Message 23

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山上 範子 さん

Yamagami Noriko

大阪府生まれ。昭和56年より京阪神で多数のダンス・フィットネスの教室を経営。ダンスや創作活動、健康づくりに関わる中で、自然豊かな環境の中で芸術・舞台活動を中心においた新しい学校を作りたいと一念発起。平成19年4月、和歌山県海草郡紀美野町にりら創造芸術高等専修学校を開校し、現在に至る。

りら創造芸術高等専修学校

“人間力=「生きる底力」を身につける教育”として、緑豊かな自然の中で、舞台・芸術の創作活動を通して豊かな感性と創造力を育み、数多くの感動を体験することを中心にした高等専修学校。学校法人りら創造芸術学園が母体となった私立学校で、3年間で卒業後、高等学校と同様に大学入学資格が取得できる。現在、38名の生徒が学ぶ。
(所在地)〒640-1205 海草郡紀美野町真国宮56(元紀美野町立真国小学校校舎)
(TEL)073-497-9111 (FAX)073-497-9120

―まず、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

 25歳でダンスカンパニーを立ち上げ、京阪神に複数の教室を持ち、幼稚園児から小中学生、青少年、主婦、80歳代の高齢者まで様々な方々を対象に、ダンスのレッスンを受け持ちながら、学校にもダンスの授業に出かけていました。海外公演等も経験する中で、日本の古代舞踊「神楽」にも魅力を感じ、日本をテーマに創作にも取り組むようになりました。様々なスタイルのダンス、そして様々な年齢・性別・価値観の方々との出会いを通し、私自身多くのことを学びました。
 そのうち、子どもが学齢期にさしかかりました。長男は親の目から見てもとてもユニークな子供で、彼の発想は楽しく、私自身気付かされることが多くありました。そして子育てを通して、「学校、教育」について深く考えるようになっていきました。そんな中、和歌山に全く新しい教育を行う学校ができると聞き見学に訪れたのですが、それが橋本市の「きのくに子どもの村学園」です。子ども達の自主性を何よりも尊重してくれる教育方針に惹かれ、長男を1期生として転校させ、私自身も体育教師、ダンス教師として週に1回勤務することになりました。
 きのくに子どもの村学園には14年間勤務し、長男に続き長女もお世話になったのですが、自分自身の子育てが一段落した頃、「こんな学校があったらええなぁ」と思える学校のイメージができてきていました。きのくに子どもの村学園創設者の堀先生の強力な後押しもいただき、また、自然が豊かで、生きる知恵を持ったお年寄りがいて、芸術教育に適した土地、という理想的条件にあてはまった、この紀美野町真国と出会い、地元の方々やダンスの仲間達、きのくに子どもの村学園の関係の方々がサポートしてくださったお陰をもって、本校を開校する運びとなりました。


―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 本校は、生徒自身が主体となって物事を考え、調べ、企画し、実行に移していくという学校です。私達教員の役割は、その一連の過程にとことん付き合うことです。生徒達は、年間約30回の舞台公演や作品発表を経験します。そのための準備や練習だけでも忙しいのですが、この他に国語や数学といった普通科目の授業、自分自身の創作活動、地域での活動等々、本校の生徒にはたくさんの役割があり、それらの活動を通して本校の考える、人間力「生きる底力」を身に付けていきます。教員も寝る間を惜しんで生徒と向き合っていますが、日に日に生徒が変わっていく様子を見られるのが楽しく、全く苦になりません。
 また、真国では「真国芸術の郷プロジェクト」と銘打って、芸術による地域振興が進んでいます。本校の生徒も、長年途絶えていた民俗芸能「真国御田の舞」を復活させる等、地域の活性化に貢献しています。昨年度は、田んぼを借りて手植え、手刈りの稲作体験を行ったことで、「音楽放送局」という授業の中で「田んぼでお米を作りましょ」という楽曲が生まれました。ミュージックビデオも制作し、学園のホームページからも見られるようになっていますので、一度ご覧いただければ幸いです。


―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 授業「音楽放送局」の選択生徒が活動するヴォーカルユニット「えぷろんず」と、同じくバックバンド「TAGAYERS(耕ーす)」が、JAの倉庫を改修して作った地域おこしの拠点「真国の荘」にて行われたコンサート「地産地SHOW」に出演。その後CD販売が決定するなど、授業の枠を超えた活動を展開しています。


―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 色んなことに、失敗を恐れず、好奇心をもって、チャレンジしてください!
 失敗しても、それは「経験」として、必ずあなた自身の栄養になっていきます。
 和歌山は、自然に恵まれた本当にステキな場所です。
 そんな和歌山の魅力が、世界の多くの人に伝わるよう、新しい地域を一緒に創っていきましょう!


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