Ooe Takayuki
非行経験やひきこもり等、様々な悩みを抱えた青少年を受入れ、お弁当作りを通じた就労支援の機会を提供している。
■所在地:〒640-8027
和歌山市米屋町8 BLISSビル1F
■Tel:073-423-4998
■(開店日時)
・平日11~14時は店舗でテイクアウト可
・月~土曜は和歌山市内を中心に注文配達
(メニュー)各種お弁当350円~
実は、元々やりたかったのはフリースクールなんです。でも、何かやろう、と決めたときには全国に色んなフリースクールができていて、他にない必要な取り組みをしようと思って今の店をつくりました。
私自身も不登校を経験し、高校は定時制に進みました。そこは今まで経験した学校とは違い、学校にいても自由を感じます。
その定時制高校で、恩師や仲間に恵まれ、「武道」という熱中できることを見つけました。他の仲間もそれぞれにやりたいことを見つけ、それを行動によって実現していました。
今の店は、社会に向けて一歩踏み出す居場所に、就労支援のメニューを加えたものです。居場所にとどまっているだけでは意味がありません。前に向けて行動していかないとダメだと思います。でも、今の世の中はそれが難しい。そこで、少しずつ段階をふみ、最終的には自分の力でお金を稼いで自立を目指す場を提供するというのが、この店の存在意義といってもいいでしょう。
仕事自体は調理や献立作り、仕入か会計等店舗経営のあらゆる部分を担っています。仕事は朝の3時半から始まり、夜の7時半まで働いています。
若者と最初に関わるときは面接を行います。そこでのポイントは、「やりたくてやろうとしているのか」、「誰かから強制されてやろうとしているのか」、ということです。「やりたいことができるよう、仕事を提供する」ための場ですから、最初に本人の意志確認をしています。私自身は、支援しているつもりはなく、仕事を通じて様々な体験の機会を提供しているだけです。
若者達は、仲間との調理やお客さんの対応等を経験する中で、コミュニケーション力や、笑顔、調理の技術等を本人の力で自然に身につけ、次のステップへ進んでいくのです。
この間も、一人就職が決まったと報告に来てくれました。また、紹介した就職先で一年続いた、と報告に来てくれた人もいました。定時制高校に通っているその人は、「仕事と両立させていなければ、学校も続かなかっただろう」と言います。中には「やめた」、「しんどい」等よくない報告をくれることもありますが、そういう若者たちとの関わりが、日々のホットな話題です。
失敗を怖がってはいけない。どんどん失敗したらいい。でも、「自分は失敗ばかりのダメなヤツだ」なんてヘコんでいる時間はもったいない。どうすれば同じ失敗をしないようにできるか、どうすれば成功につなげられるか、次のアイディアを考えて行動してほしいと願っています。
受付時間:月~金曜
10~17時
(祝日、年末・年始等を除く)
電話代、パケット通信料等の通信費は、ご相談者の負担となります。
〒640-8033
和歌山市本町1-22
Wajima本町ビル4階
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〒648-0073
橋本市市脇1-1-6
JA橋本支店ビル2階
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〒646-0028
田辺市高雄1-23-1
市民総合センター北館
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〒640-8585 和歌山市小松原通1-1
TEL 073-441-2555
e0314001@pref.wakayama.lg.jp