和歌山市生まれ。平成18年に父が経営する株式会社スーパーサンワに入社。鮮魚バイヤー等を経て現職。本業の傍ら、和歌山で活躍する20代までの若者達の手で地元を盛り上げようとする、「紀州夢祭り実行委員会」の会長も務めている。
和田さんの父が昭和52年、和歌山市で創業したスーパーマーケット。現在、和歌山市内に2店舗を構えている。
また、サンワグループには、各店舗に併設して就労継続支援A型事業所「クロスオーバー」を運営する、NPO法人紀ノ国就労支援センターがあり、企業の側から障害者の職業生活支援にも熱心に取り組んでいる。
理念は「自分たちの花を最大限に咲かそう!そして、人間関係の素晴らしい職場を創ろう!」
(本部)〒641-0004 和歌山市和田729-8 (Tel)073-472-6007
スーパーサンワは、和歌山市で創業37年を迎えるスーパーマーケットです。私は20歳の時に入社し、8年経ちます。障害者支援に取り組むようになったのは、障害を持ったお子さんのいる取引先の方との出会いです。創業以来、従業員を大切にすることを重視してきたこともあり、障害があろうがなかろうが働ける場を作る必要性を強く感じました。こうして、スーパーの店舗と一体となった障害者就労支援事業所を平成24年に開設しました。今では、障害の有無に関わらず、みんな楽しく働いています。
私自身、プライベートでは遊ぶことが大好きです。大勢で様々なイベントをしていますが、20歳代の若手が中心になって、地元を盛り上げるイベントをしようと有志メンバーで集まり、昨年6月に「第1回紀州夢祭り」を開催しました。7,000名以上の方に来場いただき、今は第2回の開催に向けて、若いメンバー同士で日々楽しく頑張っています。
スーパーの店長として、店の品物やお客様の対応、スタッフのサポート等をしています。特に人間関係の面では、障害を持っている方も共に働くということもあり、企業独自の障害者支援に取り組んでいます。一般に福祉関係の事業所では、カウンセリングや介護に力を入れていると思うのですが、企業としては、「職業人」として育てることを重視しています。
障害を持ったスタッフにも、売上や利益、販売計画といった経営の基本や、社会人としてのマナーも教えます。また、一人一人しっかり目標を立ててもらい、その進捗も管理していきます。「厳しいのではないか?」と思われる方もいると思いますが、福祉の専門資格を持ったスタッフのサポートもあり、今まで受け入れた50名近くの中には、ドロップアウトした方は一人もいません。障害を持ったスタッフ自身が楽しみながら仕事のことを学び、努力しています。また、余暇の時間もバーベキューやスポーツ、旅行等をみんなで楽しむ等、仕事以外の面でもサポートしています。
先日、大型バスを借り切って京都へ社員旅行に出かけ、障害を持ったスタッフも参加しました。A型事業所の「クロスオーバー」という名前には、「垣根を越えて共に交わるとき、人生はもっと楽しくなる」という思いが込められており、普段から同じ仲間として楽しく働いています。今回の旅行でも、みんな仲間として大いに楽しんできました。職場の人間関係がより一層素晴らしいものになったと思います。
「やりたいこと、好きなこと、楽しいことを仕事にする」ということを現実化することが大事だと思います。入社面接をしていると、「自分は今までこんな経歴だから、こんな仕事しかできない」といった風に、自分の可能性をすごく小さくとらえてしまっている人と出会います。でも、それではもったいない。特に若いうちは色んな可能性があります。自由にチャレンジしましょう!
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