この記事は2015.09.30に掲載されたもので、肩書・所属等は現在と異なる場合があります。
Yorikazu Hiura
和歌山県生まれ。民間企業勤務後、平成17年、無認可精神障害者小規模作業所「南紀ひまわり作業所」へ入職。平成18年にNPO法人南紀ひまわり会を設立し、現在は職業指導員、当法人理事。
平成13年に「ひまわり家族会」が発足し、無認可精神障害者小規模作業所「南紀ひまわり作業所」を開所。平成18年にNPO法人格を取得し「NPO法人南紀ひまわり会」を設立。事業内容については、精神障害者小規模作業所から地域活動支援センターⅢ型事業を経て、平成23年から就労継続支援B型事業を行っている。現在、約40名の利用者が、箱折り作業やケーキ作りなどの作業を通じて、社会参加を目指している。
■所在地 〒649-5312 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町宇久井241-8
■電話 0735-54-1465
■開設日時 平日10~16時
もともと大学卒業後、他県で自動車ディーラーの営業マンをしていましたが…燃え尽きてしまい帰郷。その後、数ヶ月は実家で昼夜逆転の生活を行っていました。そんな中、父親からの勧めで図書館でのアルバイトをはじめ、少しずつ自信を取り戻し、宿泊業のフロントに転職。これが「天職」かなと思っていましたが、現法人の理事長からお話を頂き、「とりあえずやってみよう」と思ったのがきっかけでした。
南紀ひまわり作業所は、障がいを有する方が通所し各種作業を行うところではありますが、利用者さん一人一人の思いがあり、「将来、働きたい」「体調を良くしたい」「困ったことや悩みごとを解決したい」など、そんな一人一人の思いを一緒に叶えられるように、相談や家庭訪問、職場開拓、他の関係機関との連携などを行っています。
来年度には、もう一つ作業所を立ち上げる予定になっており、今の作業所に加え、もっとより良く通所していただけるような内容となっています。まだまだ準備が必要なので、引き続き頑張ります!
自分自身、昼夜逆転の生活を送っていたときは、焦りや不安の中、頭で考えすぎて行動に移せず“石橋を叩きすぎて、割ってしまい渡れない”苦しい状況でした。そんな中、父親から勧められたアルバイトでさえ、「正規職員ではなくバイト?」「将来は大丈夫か?」なんて反抗していました。しかし、父親にすこし背中を押してもらったとき、嫌々ながら「とりあえずやってみよう」ということができた、あの小さな一歩を踏めたことが、今につながっていると感じています。
和歌山の若者たちへ、悩んだとき、立ち止まったとき、“とりあえずやってみてから考えよう”
受付時間:月~金曜
10~17時
(祝日、年末・年始等を除く)
電話代、パケット通信料等の通信費は、ご相談者の負担となります。
〒640-8033
和歌山市本町1-22
Wajima本町ビル4階
アクセスマップはこちら
〒648-0073
橋本市市脇1-1-6
JA橋本支店ビル2階
アクセスマップはこちら
〒646-0028
田辺市高雄1-23-1
市民総合センター北館
アクセスマップはこちら
〒640-8585 和歌山市小松原通1-1
TEL 073-441-2555
e0314001@pref.wakayama.lg.jp