西野 孝さん(和歌山市立子ども支援センター センター長Message 42

この記事は2017.3.31に掲載されたもので、肩書・所属等は現在と異なる場合があります。

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 西野 孝 さん 

   Takashi Nishino


和歌山市生まれ。和歌山市で中学校教諭として32年間勤務。途中、鳴門教育大学大学院で2年間、臨床心理について学ぶ。臨床心理士資格、養護学校教諭免許を所持。今年度(平成28年4月)から現職。


和歌山市立子ども支援センター

①教育相談(土曜・日曜・祝日・年末年始は行っていません)
 内容:学校に行きづらい・友達とうまく関われない・子育てに悩んでいる・その他、子どもに関わること
 対象:和歌山市在住の18歳までの子ども及び保護者、教職員
 ☆来所相談:月曜日~金曜日9:00~17:00 電話番号:073-402-7830(要事前申込み)
 ☆電話相談:月曜日~金曜日9:00~21:00 電話番号:073-402-7831
②ふれあい教室
 内容:さまざまな理由で学校に行きづらい子どもが、安心して過ごすことができる「心の居場所」としてセンター内に設置。子どもが友達とふれあい、さまざまな体験活動を通して、自ら「生きる力」を身につけるように、また、保護者・学校と連携し、将来自立できるよう支援します
 対象:和歌山市に在住する小・中学生(学校からの申し込みが必要です)
 開室時間:月曜日から金曜日 9:15~15:00
(土・日・祝日及び春・冬の休業中は閉室。夏期休業中は午前中のみ開室(お盆期間は除く))
 ■所在地:〒640-8043 和歌山市福町40番地■Tel:上記の通り■Fax:073-402-7832


―まず、この仕事を始めたきっかけを教えてください。

 中学校の教諭として32年間勤務しましたが、20年ほどは理科の教諭として働きました。長年教壇に立って授業をしていましたが、徐々に、落ち着いて授業を聞けない子どものことが気になるようになり、そうした子どもたちはどのような心理状況にあるのだろうと考えるようになりました。そんなとき、鳴門教育大学大学院で学ぶ機会をいただけたので、2年間同大学院で臨床心理について勉強し、臨床心理士受検資格と養護学校教諭免許を取得しました。
 大学院修了後は特別支援教育への興味が強まり、特別支援学級の担任や通級指導教室の担当をしながら特別支援教育コーディネーターをするようになりました。3年前の人事異動で、現場から和歌山市教育委員会学校教育課に配属され、特別支援教育担当として勤務していました。現場と教育委員会での特別支援教育についての経験から子ども支援センターの業務には興味を抱いていたところ、今年度からセンター長として勤務することになりました。

―ふだんの仕事は、どんなことをなさっていますか?

 書類作成などの事務的な仕事をしながら、教育相談を担当したり、小・中学校から寄せられる、児童生徒に関する相談にのり、必要があれば、学校を訪問したりもしています。
 ふれあい教室では子どもとゲームをしたり、学習指導を行ったりしながら、それぞれの子どもたちの性格を理解し、必要な支援を考えるようにしています。
 また、教育相談やふれあい教室を担当している職員に対するスーパーバイズも重要な仕事です。担当者が一人で悩まず、チームワークでより良い支援を考えられるようにしたいと考えています。
 他にも、学校の先生を対象とした、子どもの理解を深めるための研修や講演会に行くこともあります。

―最近、特にホットなトピックがあれば教えてください。

 最近の私のトピックはスポーツです。特に今は、「走ること」にはまっています。
 高校時代に陸上部だったということもありますが、今の職場に紀三井寺の自宅まで毎日走って帰る人がいて、その人に誘われて走るようになりました。週に一回、約6キロほどですが、和歌山城の周囲を3周走るようにしています。昨年、龍神マラソンで10キロを56分、今年は南紀田辺UME梅マラソンで12キロを70分ほどで完走しました。春以降は、サイクリングや250CCのバイクでツーリングをしたり、ちょっとした登山もしています。

―最後に、和歌山の若者たちに一言メッセージをお願いします。

 心も体も健康が一番。頑張りすぎて、ストレスを貯めないように上手に気持ちをコントロールできるようにしてほしいと思います。
  私の場合はマラソンですが、何でも良いのでストレスを発散できる楽しみを持ってほしいと思います。
  私が現場で教壇に立っていた頃、卒業式などで子どもに求められると、いつも書いていた言葉があります。
 「Do your best , and don’t worry.」これは、最善を尽くして、くよくよするなという意味です。
 自分が歩いてきた道を振り返って後悔するのではなく、自分の歩んだ道が自分にとって最善だったと信じて、くよくよせずに、前を向き、胸を張って頑張ってほしいと思います。

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